今年で32回を数える老舗のフルマラソン大会「第32回福知山マラソン」を走ってきました。
2024年11月23日(土祝)第32回福知山マラソンを走ってきました。京都府の北部、福知山市で開催される、老舗のマラソン大会で、私は初参加となります。
選手用駐車場に車を停めて、会場の三段池公園に向かいます。徒歩で15分、会場に着くと今日、一緒に走る約4000人のランナーたちが集まってました。間もなくスタート地点への誘導が始まり、選手は各スタートブロックに並んで10時のスタートを待ちます。私は一番後ろのDブロックからのスタートなので、最後尾に並んでスタートを待ちました。
(駐車場) (三段池公園スタート地点)
(ランナー誘導前) (会場のステージ)
(Dブロック) (大先輩と久しぶりの再会)
そして10時に号砲が鳴りスタート。最後尾の私は約5分後にスタートラインを通過して走り始めました。制限時間は6時間なので、いつもどおりのんびりした走り出しです。一番後ろからのスタートなので周りのランナーものんびり走っていて、話をしながら一緒に進んで行きます。市街地は応援も多く、地元の方々が沿道に出て応援をしてくれます。また、地元の高校生が吹奏楽などが応援をしてくれます。
(スタートライン通過) (橋の上から応援)
(スタッフが応援) (音無瀬橋)
(立体交差) (応援の横断幕)
(吹奏楽の応援) (和太鼓の応援)
天気は薄曇りで気温は10度くらい。速いランナーにはいいコンディションですが、遅いランナーにはちょっと寒いくらいです。コースは、三段池公園をスタートして、最初は市街地を走り、10km手前からは市街地を外れ、小さな起伏が続く一本道を進みます。一本道を25km地点まで進んで折り返して、三段池公園まで戻って来て42.195kmのゴールになります。
(市街地はこの橋まで) (一本道を進む)
この大会は途中の関門が多く、全部で10か所もあります。しかも、制限時間の設定が変則的なになっていて、調子に乗ってのんびり走っていると関門に引っかかってしまうので、気を付けなければなりません。
エイドは全部で13か所あるのですが、ほとんどのエイドがスポーツドリンクと水しかありません。いくつかのエイドで甘栗やバナナが出るくらいなので、補給が必要なランナーは自分で持って走らなければいけません。最近の大会はエイドで地元の名産などが振舞われ、それを目当てに参加するランナーも少なくありませんが、福知山マラソンは老舗の大会なのでエイドも昔ながらのエイドといった感じです。とはいえ、唯一35kmのエイドで地元の名物が出るようなので、それを楽しみに走っていきます。
(エイド) (甘栗エイド)
(35km地元名産のエイド) (コーンポタージュ)
(モンブランは売切れでプリン) (私設エイド)
私はいつものピエロの仮装をして、のんびり、楽しみながら走ります。私は余裕があるので途中でへたっているランナーに声をかけて、走ったり歩いたりしながら、一緒にゴールを目指して進んで行きます。特に市街地以外のところは応援も少ないので声をかけて励まします。
中間点を過ぎたあたりで、雨が強く降ってきて、風も吹いていて、体感的にかなり寒い状況になってきました。歩いていてる体温が下がってしまうので、走って進みます。幸いなことに雨はすぐに止んで、薄日が差してきました。空を見ると虹が出てました。途中でしっかり走ったので、後半は時間的にも余裕ができて、制限時間の関門も余裕をもって通過していきます。
(先頭ランナーとすれ違う) (中間点。この先雨が降ってきます)
(雨が上がって空には虹) (こんな私設エイドが)
(35km通過) (最後の関門、無事に通過)
周りのランナーはヘロヘロになっていますが、時間的に余裕があるので歩いたり走ったりしながら、完走を目指して必死に進んでます。残り1kmの看板を通過して、ゴールは近いのですが、この先は上り坂になります。走っているランナーはほとんどおらず、みんなで歩いて最後の上り坂を上ってゴールを目指します。
(あと1km) (42km地点の上り坂)
やっとの思いで上り坂を上って行くと、やっとゴールゲートが見えてきました。最後は沿道の声援に迎えられて、ゴールゲートをくぐって感動のゴルゴルゴール!タイムは5時間54分14秒と制限時間の5分前まで楽しく走ってゴールしました。
(ゴールゲート) (感動のゴルゴルゴール!)