「復興支援」と「命を守る」を実感できる大会「東北・みやぎ復興マラソン2024」を走ってきました。
2024年11月3日(日)東北・みやぎ復興マラソン2024を走ってきました。コースの約7割が東日本大震災の津波の浸水域で、走りながら復興の軌跡を感じられるコースです。
(コース図)
駐車場に車を停めて徒歩5分、スタート地点の弘進ゴムアスリートパーク仙台に到着すると会場には今日一緒に走る多くのランナーが集まってました。10000人規模に大会なので、会場はランナーであふれてます。荷物を預けて、自分のスタートブロックのGブロックに向かいます。
(スタート会場) (楽天のスタジアムの隣です)
(スタートのGブロックへ) (スタート前のGブロック)
9時10分に号砲が鳴りスタート。県知事やゲストランナーに見送られてスタートをして行きます。Gブロックは一番後ろなので、約8分30秒後にスタートラインを通過して走り始めました。制限時間は6時間30分なので、急ぐ必要はありません。
(スタート地点通過) (県知事やゲストが見送ってます)
(なぜかサザエさんが応援) (地元のすずめ踊りの応援)
お天気は晴れで日差しがありますが、いい風がふいているので、さほど暑さも感じず問題なく走れるコンディションです。コースは起伏の少ない走りやすいコースです。後半は東日本大震災の津波の浸水域だった場所を走るので、復興の軌跡を感じながら走っていきます。
スタート直後は市街地を走っていくので、地元の方々が沿道に出て応援をしてくれます。私は今回もいつものピエロの仮装をして走っているので、周りのランナーよりたくさん応援をしてくれます。
(歩道橋の上から応援) (市街地を走っていきます)
(地元の方が応援) (ゆるキャラも応援)
エイドは全部で15か所。その中には地元の名産を出してくれるエイドもあり、それを楽しみに走っていきます。亘理ぶどう液、銘菓浪立、リンゴ、ようかん、牛タン、笹かま、ごまゆべしなどなど、宮城県の食を満喫できます。
(エイド) (牛タンエイド)
(笹かまエイド) (ごまゆべしエイド)
(救護も万全) (エイドスタッフも応援)
制限時間が6時間30分と余裕があるので、周りのランナーと話をしながらのんびり、楽しみながら走ります。ただ、途中の関門が9か所もあるので、関門に引っかかることのないように、しっかりと時計を見てペースを管理しながら進んでます。
(12.8km手前の折り返し) (20km通過)
(20.1km・第4関門) (34.8km・第7関門)
途中からは市街地を外れて、応援も少なくなってきます。特に15km過ぎから続く、東日本大震災の津波の浸水域に作られた東部復興道路は、広い景色の中の一本道なので、景色の変化がなく、慣れていないランナーは精神的にきつくなってきます。そんな中、私は余裕があるので、声をかけながら一緒に進んで行きます。
(東部復興道路) (閖上大橋)
(馬も応援) (和太鼓で応援)
(長い一本道) (遠くに仙台空港が見えます)
33kmの相野釜公園千年希望の丘は震災の面影が残っている公園です。公園内の千年希望の丘に登って(ちなみにコース外です)高台から被災地の景色を確認しました。また、公園内にある慰霊碑の前では被災した方々のご冥福を祈りました。
(相野釜公園千年希望の丘) (千年希望の丘からの眺望)
(千年希望の丘からのコース) (相野釜公園の慰霊塔)
後半になると、脚が売り切れ状態になっているランナーが多く、みんな歩いてます。制限時間が長いので、なんとか完走しようと、みんな必死に進んでます。39.7kmの最後の関門を通過すれば、後はのんびり歩いていてもゴール関門の6時間30分に間に合いますので、とりあえず最終関門の通過を目指します。
(残り5km) (先は長い)
(39.7km・最終関門) (あと1km)
最終関門を通過してからは、ほとんどのランナーが歩いてます。歩いているとはいえ、すでに脚が限界のようで相当キツそうです。42kmの看板を過ぎて右に曲がると正面にゴールゲートが見えました。大声援の中、最後200mのウイニングロードを進み、ゴールゲートをくぐって、感動のゴルゴルゴール!タイムは6時間24分38秒と制限時間の6時間30分の5分前のゴール。今回も時間いっぱい楽しめました。
(42km看板) (ゴール前のウイニングロード)
(感動のゴルゴルゴール!) (ゴール後の記念撮影)
(ゴール後はふかひれスープ) (完走メダル+フィニッシャー)