南伊豆町の海、山、美味しいものを満喫。「第1回南伊豆町みちくさぼちぼちフルマラソン」を走ってきました。
2024年11月17日(日)みちくさマラニック走援隊の「第1回南伊豆町みちくさぼちぼちフルマラソン」に参加してきました。昨年までウルトラマラソンとして開催されていた大会ですが、今年からはフルマラソンになりました。制限時間が9時間と長く、エイドでは地元の食材を中心とした豊富な食べ物が提供される、ゆっくり、のんびり旅気分な大会です。
制限時間は9時間と長いのですが、それでも完走が難しいランナーは、コースの途中をショートカットして進むことが認められてます。さらにコース上には大会が準備したピストンバスが走っており、そのバスに乗って、先のエイドまで進むことができます。ショートカットをしようが、バスに乗ろうが、会場まで戻ってきて、最後のゴールゲートをくぐれば完走となる、ランナーにとても優しい大会です。
会場の南伊豆町・青野川ふるさと公園には、一緒に走る約500人のランナーが集まりました。のんびりな大会なのでスタート前の緊張感はなく、仲間と話をしたり写真を撮ったりしてワイワイ過ごします。スタート前に開会式をして、朝8時にスタートしました。
(前日受付) (会場の青野川ふるさと公園)
(開会式) (8時にスタート)
スタートして走り始めるのですが、制限時間が長いのでみんなのんびりペースです。コースは、前半は海沿いを進んで行きます。弓ヶ浜、石廊崎、ユウスゲ公園、あいあい岬など観光地も走ります。コースは上り下りを何度も繰り返す起伏のあるコースのです。しかし時間はあるので無理をせずに歩いて進んで行きます。トンネルがあったり、漁港があったり、変化に富んだコースなので、飽きることなく進んで行けます。後半は海を離れ細い山道を進んで行き、最後は青野川の河川敷を進んで、朝スタートした青野川ふるさと公園まで戻ってきてゴールとなります。
(弓ヶ浜海水浴場) (コースからの眺望)
(道案内のかかし) (石廊崎に向かいます)
(石廊崎灯台) (伊豆半島最南端・石廊崎の先端)
(ユウスゲ公園) (ユウスゲ公園からの眺望)
(あいあい岬) (トンネル)
(上り坂①) (上り坂②)
(上り坂③) (信号が!)
この大会の特徴としてエイドが多く充実しています。42kmの間に11か所のエイドがあるので、歩いて進んでいてもすぐに次のエイドに着きます。また、地元の特産を提供してくれるスペシャルエイドもあって、いろいろな美味しいものを出してくれるので、それを楽しみに進んで行きます。おにぎり、とこぶし、味噌汁、ところてん、チュロス、フルーツポンチ、ポタージュ、駄菓子、猪汁、へらへら団子、やきそば、冷やししるこなどなど、ゴールした後に体重が増えてそうなくらい充実してます。
(弓ヶ浜海岸のエイド) (第2エイド)
(とこぶしの煮物) (チュロスとトルティーヤ)
(駄菓子。ひとり2個まで) (磯の香おにぎり)
(岩のりのみそ汁) (猪汁)
(妻良港のエイド) (おにぎり)
(ふかしいも。焼きソバは売切れでした) (冷やししるこ+おしんこ)
半分を過ぎたあたりからは、きつくなって歩いているランナーが増えてきます。そんなランナーと話をしながら一緒に進んで行きます。時間があるのでのんびりです。30km過ぎからの約5kmは「もののけゾーン」と言われ、獣やもののけが出てきそうな薄暗くて細い山道を進みます。上り坂が続くので、きついランナーにとっては最後の踏ん張りどころです。
(30km地点) (この先、もののけゾーン)
制限時間の17時までは余裕がありますが、暗くなる前にゴールをしたいので、16時30分くらいを目標にしてしっかりと歩いて進みます。ひと山越して、下ってきて、しばらく集落を進んで行くと青野川の河川敷に出ます。そこからは青野川に沿って進み、しばらく進むとゴールの青野川公園ふるさと公園が見えてきました。最後は公園の外周をぐるりと回って、ゴールゲートまでの芝生のウイニングロード進んで、ゴールゲートをくぐって感動のゴルゴルゴール!タイムは8時間30分11秒と日が沈む前にゴールすることができました。
(芝生のウイニングロード) (ゴールゲートをくぐり感動のゴルゴルゴール)
(完走の記念撮影) (ゴール後のエイド)
(フィニッシャタオル+ゼッケン)