大阪の淀川河川敷で開催された「なにわ淀川マラソン」でフルマラソンのペースメーカーをしてきました。
SUPORTONE主催の「なにわ淀川マラソン2024」でフルマラソンのぺーサーをしてきました。距離はフルマラソンで、私の担当するのは制限時間内完走(7時間14分・午後5時)のペースメーカーなので、1km約10分くらいのペースで走ります。会場は大阪の淀川河川敷です。スタートに合わせて会場に到着。受付をして、ペーサー用のゼッケンをもらって、準備をして、スタートを待ちます。
(開会式)
開会式をして9時30分にフルマラソンがスタート。ウエーブスタートなので、私たちのスタートは9時46分です。スターターはゲストで来ていたフルマラソン日本記録保持者の鈴木健吾選手です。制限時間内のペーサーは3人なので、3人で最後尾から全員のスタートを見送ってからのスタートになります。お天気は良く、走るにはちょっと暑いくらいの気候です。選手はそれぞれ自分のペースで走っていきますが、ペーサーは時計を見ながら1km10分のペースで進みます。なので、前半は選手のはるか後ろからペースを維持して見守りながらのんびりペースで進むようになります。
(最後尾ペーサー) (選手の最後尾についてスタート)
コースは淀川の河川敷を折り返して往復し、2周するフルマラソンです。河川敷を往復するコースなので他のランナーとすれ違うのでエールを送りながら走ります。
ペーサー3人で話をしながら進んで行きます。1km10分のペースは、走るというより歩きのペースなので、歩きでたんたんとペースを刻んで進みます。すれ違うランナーや早くて抜いていくランナーにエールを送りながら進みます。
後半になってくるとペースが落ちて来くるランナーが出てきますので、そこからが私たちのお仕事です。気温が高くて、脚を攣ってしまうランナーが多かったので、声をかけて救護します。全員に完走をしてほしいのですが、私たちの仕事は時間内完走のペーサーなので、間に合いそうにないランナーにはDNFを促しながら抜いていきます。30kmを過ぎてからは、ペーサーがマンツーマンで最後尾付近のランナーについて進むようになります。私はきつくて歩いているランナー(60代男子)について、ペースを合わせながら一緒に進んでいきます。制限時間的には多少余裕があるので、ペースを維持しながら歩きで進みます。速いランナーがゴールして、コース上に走っているランナーがだんだんと少なくなってきます。先を走っているランナーが次々とゴールしていく中、コース上にいるランナーは、みんな満身創痍で歩いている状態なので、声をかけて励まします。
ゴールが近づき大会会場に入ってくると、先にゴールしたランナーや多くのスタッフが声援を送ってくれます。そんな中、最後まで歩き続けて、2人で感動のゴルゴルゴール!タイムは7時間02分00秒で、しっかりと時間内で完走できました。よかった、よかった。