ジョグトリップが開催している「唐津鷹島ウルトラジョグトリップ」に参加してきました。
6月9日(日)「唐津鷹島ウルトラジョグトリップ」に参加しました。先月、同じジョグトリップの「平戸八十八ヶ所ジョグトリップ」に参加したので(投稿はこちら)、2か月連続での参加になります。今回は唐津城をスタートして、鷹島をぐるりと回って戻って来る54kmのコースで制限時間は10時間です。
ジョグトリップは、主催者が「遅い方が偉い」と言っているとおり、とてものんびりとした大会で、今回も54kmで制限時間は10時間ととても長いです。しかもコースを途中でショートカットしたり、バスに乗ったりすることもルールで認められている、とてもゆるい大会です。今回の参加者は約60人。小雨が降る中、開会式をして、9時に唐津城をスタートしました。
(スタートゴールの唐津城) (小雨の中、開会式)
時間があるので私は最初から歩きです。みんなは走っているので、置いていかれますが、歩いても間に合うので問題ないです。小雨が降っているので暑くはないのですが、早くもビショビショです。それも分かっていたことなので問題ないです。
(コースはこんな感じ) (こんな上り下りが続きます)
エイドは片道3か所なので、往復で6回寄れます。いつもはスタッフがいないので無人オアシス(ジョグトリップではエイドとは言わずオアシスといいます)なのですが、今回はスタッフがいてくれて接待してくれました。感謝です。第1オアシス(8km)は、地元のお店の「ももえだプリン」でした。この先はだんだん田舎になってきて、緩やかな起伏が続きます。コースの見どころ①湖面に映える風車が見えてきました。風力発電の風車です。
(第1オアシス) (ももえだプリン) (湖面に映える風車)
しばらく進んで、第2オアシス(15km)ではスタッフ手作りの「リンゴのコンポート」が振舞われました。とても美味しかったです。この辺りで雨が強くなってきましたが、すでに濡れているので問題はありません。みんな先に行ってしまっているので、ずーと一人で進んで行きます。
(第2オアシス) (リンゴのコンポート) (鷹島肥前大橋は見えません)
しばらく進むと、コースの見どころ②鷹島に渡る鷹島肥前大橋が見えてきました。この辺りになると、速いランナーは折り返してきてすれ違います。みんな走ってます。鷹島肥前大橋を渡って鷹島に入ります。橋の手前は佐賀県唐津市ですが、橋を渡った鷹島は長崎県松浦市になります。
(鷹島肥前大橋・往路) (橋を渡ると長崎県唐津市)
橋を渡るとすぐに道の駅があり、そこに第3オアシス(23km)があります。この辺りまで来ると、走っていった前のランナーに追い付いてきました。ここでは「お蕎麦」をいただいて島を1周(約7km)してきます。先ほども書いたとおりワープも認められているので、島を回らずにここで折り返すランナーが結構いますが、私は当然、島を周ります。追い付いたランナーと一緒に話をしながら歩いていきます。
(第3オアシス) (お蕎麦)
島の途中に、コースの見どころ③日本初の海水淡水化ダム・鷹島海中ダムがあります。海水と淡水を分けるダムで非常に珍しいです。
(絵が描いてあるのがダム) (ダムの説明)
島を1周して道の駅の第4オアシス(30km)に戻ってきました。先ほどはお蕎麦でしたが、復路は「おいなりさん」をいただきました。
(第4オアシス・おいなりさん) (松浦市はアジフライの聖地)
ここからは来た道を戻っていきます。再び鷹島肥前大橋を渡ります。渡ると長崎県松浦市から佐賀県唐津市になります。天気予報では雨が止んでいるはずなのですが、小雨が降ったり止んだりです。しかもガスがかかってきて視界が悪くなってきました。鷹島で一緒になったランナーと話をしながら二人で進んで行くのですが、遅いランナーのほとんどが島を回らずにワープして折り返したようで、私たちが最後尾のようです。とはいえ、時間的には問題ないので歩いて進みます。
(鷹島肥前大橋・復路) (橋を渡ると佐賀県唐津市) (コースの景色)
第5オアシス(38km)に到着して「白玉ぜんざい」と「プチトマト」をいただきました。スタッフに確認すると、はやり私たちが最後尾のようです。ゴール時間は余裕で間に合うのですが、次のオアシスの閉鎖時間に間に合うかが微妙だったので、少しペースを上げて歩きます。往路で見えた、コースの見どころ①湖面に映える風車はガスがかかって全く見えません。
(第5オアシス・白玉ぜんざい) (ガスで湖面に映える風車は見えず)
そして第6オアシス(45km)に到着しました。ここでは「梅酒ゼリー」をいただきました。ちょっとお腹が空いていたのでお菓子もいただきました。
(第6オアシス) (梅酒ゼリー+お菓子)
残り9kmになって、時間的にも余裕があるので、二人でのんびり進みます。だんだんと街中になってきて信号が増えて、止まることが多くなります。ゴール前になって、少し雨が強くなってきました。結局、雨は最後まで止みませんでした。街中を進み、唐津城が見えてきたのでゴールはもうすぐです。そして、朝スタートした唐津城に戻ってきて、主催者のアミリンさんが迎えられて、感動のゴルゴルゴール。タイムは9時間35分46秒で前回に続き最終ランナーでした。しかし、最初にも書いたとおり「遅い方が偉い」ので最終ランナーが一番偉く、ベストジョグトリッパーの称号をいただきました。
(感動のゴルゴルゴール!)
お天気はいまいちでしたが、コース良し、エイド良し、制限時間は長いということで、ご隠居ランナーの私にとって、とても楽しい大会でした。