2025/10/19 第32回奥武蔵ウルトラマラソン

大会レポート

上って、下って70km。毎年恒例の「奥武蔵ウルトラマラソン」に参加しました。

2025年10月19日(日)スポーツエイドジャパン主催の「第32回奥武蔵ウルトラマラソン」に参加してきました。以前は8月に開催されていて「ウルトラランナーの真夏の祭典」と言われてましたが、昨年からは10月開催になり、距離70km、制限時間11時間になりました。私は18回目の参加となりますが、奥武蔵の大自然の中を標高差800m、4つの峠を走るハードなコースなので、何度走ってもきつく、毎年,翌日は筋肉痛になっています。

朝3時に家を出発して、5時過ぎに会場の埼玉県毛呂山総合公園に到着しました。まだ日の出前なので暗いです。しばらくすると全国から今日一緒に走るランナーが集まりました。参加者は674人で、10月開催になり、他の大会と日程が重なることもあって、以前に比べて少ないです。スタート前ですが、いつもどおり緊張感はまったくなく、仲間と話をしたり写真を撮ったりしてワイワイ過ごします。6時20分から開会式あって、朝7時にスタートしました。

(スタート前①)               (スタート前②)

(整列してスタートを待ちます)        (最後尾からスタート)

スタートして、山上りの前に、まず下道の林道を23km走り、その後、奥武蔵グリーンラインに入って山を上って行きます。鎌北湖~顔振峠~飯盛峠と上り、標高約800mの苅場坂峠で折り返して、上ってきた道を下って行き、毛呂山総合公園に戻ってくるという70kmのコースです。

(コース①スタート直後)           (コース②鎌北湖)

(コース③林道)               (コース④林道)

(コース⑤乙姫様の碑)            (コース⑥見晴らしエイド)

(コース⑦コケアート)

この大会の特徴としてエイドが多く充実しています。なので次のエイドを楽しみに走っていきます。トマト、キュウリ、梨、おにぎり、パン、そうめん、冷やっこ、ふかし芋、おしるこ、などなど。飲み物も水、スポーツドリンク、コーラ、オレンジジュース、カルピス、コーヒー牛乳と豊富です。そのうえ、エイドのスタッフは知り合いが多いので、全エイドに立ち寄り、補給をして、話をして、進んで行きます。

(阿諏訪エイド)                (滝の入エイド)

(桂木エイド)                (清流エイド)

(ユガテエイド)              (ユガテエイド)

(私設エイド)                (阿寺エイド)

(見晴台エイド)

このコースは上り下りばかりなので、走力任せに走ってしまうと、後半に脚が売り切れてしまうことは経験値から学んでます。私は18回目になるので、コースの攻略法は熟知してます。タイムを気にせずに完走することだけを考えれば、上りは歩いて、下りは走れば、制限時間内にゴールできます。なので鉄則どおりに無理せずに進んでいきます。夏の開催のときには、脚が大丈夫でも、暑くて体力や内臓がきつくなるのですが、秋の開催になってからは、暑さはなく、体力の消耗はほとんどありませんので、体はとても楽です。標高約800mの苅場坂峠のエイドで上って、ここで折り返して、上って来た道を下っていきます。ここまで順調に上ってきましたが、走力不足のため、少し脚がきつくなってきました。時間的には余裕があったので、歩きを入れながら、時計で残り時間を確認してのんびり進んで行きます。順調に下っていましたが、後半になって雨が降ってきました。「雨が降ったら濡れればいい」と思っていて、カッパなどの準備はしていないので、ビショビショになりながら進んでいきます。充実したエイドを満喫しながら、順調に下ってきて、最後のエイドでは温かいスープを頂き、ゴールを目指します。例年は時間ギリギリでのゴールなので、日が暮れて暗くなってしまうのですが、今年は早いので明るいうちにゴールできそうです。残り3kmの地点で、いつも一緒に走っている仲間に追いつかれて、その先は二人で歩いてゴールを目指します。そして、朝スタートした総合公園に戻ってきて、ゴールゲートまで100mのウイニングロードを進んで、最後はゴールテープを切って、感動のゴルゴルゴール!タイムは9時間36分31秒と、昨年よりも1時間以上早くゴールだったので、明るいうちにゴールできました。毎回ですが、無事に完走できて良かったですが、明日は間違いなく筋肉痛に見舞われることでしょう。

*雨のため、後半の写真は撮れませんでした。

タイトルとURLをコピーしました