西彼杵半島の沖合約7kmに浮かぶ、九州最後の炭鉱の島・池島に行ってきました。
2025年11月26日(水)、長崎県の西彼杵半島の沖合約7kmに浮かぶ、九州最後の炭鉱の島・池島に行ってきました。池島にある池島炭鉱は2001年に閉山され、それ以降は島自体が廃墟化してしまってます。しかし、島には現在も約80人が住んでおり、島の中も普通に見学ができます。今回は閉山した池島炭鉱を見学できる「池島炭鉱体験ツアー」と、ツアー終了後に「池島ボッチマラニック」をしてきました。

池島へのアクセスはフェリーになるので、フェリーが出航する瀬戸港に向かいます。駐車場に車を停めて、瀬戸港フェリーターミナルから池島行のフェリーに乗船して池島に向かいます。実は予定では昨日、池島に行く予定でしたが、悪天候でフェリーが欠航になってしまい今日になりました。


(瀬戸港フェリーターミナル) (瀬戸港フェリーターミナル)


(切符売り場) (時刻表)


(フェリーかしま) (池島に向かって出航)
池島炭鉱体験ツアー
乗船すること30分で池島に到着。港には池島炭鉱体験ツアーのガイドのおじさんが待っていてくれて、ツアーの人たちが集合してます。今日のツアーに参加する11人が集合して、港から徒歩3分の池島開発総合センターに向かいます。ここでツアーの受付をして、レクチャーを受けて、映像を見て予習をします。その後、ヘルメットを着用して「池島炭鉱体験ツアー」に向かいます。


(池島) (池島に到着)


(池島開発総合センター) (炭鉱ツアーの説明)
炭鉱にはトロッコに乗って行きます。しばらく走っていくと炭鉱の入口が近づいてきて、炭鉱に入っていきます。暗い炭鉱の中をしばらく進んだところで下車して、そこからはガイドを先頭に説明を聞きながら、歩いて炭鉱の中に進んでいきます。ガイドは元炭鉱で働いていた人なので、とても詳しく説明してくれます。また、このツアーは体験ツアーなので、途中で当時の様子を体験できます。約1時間、説明を聞きながら炭坑内を見学して、再びトロッコに乗って戻ります。無事に池島開発総合センターまで戻ってきて、ツアーは解散になります。


(トロッコに乗車) (トロッコ)


(炭鉱入口) (炭坑内)


(炭坑内を進む) (炭坑内を進む)


(採炭機ドラムカッター) (採炭機ドラムカッター)


(当時採掘した石炭) (足もと危険)


(穿孔機エアーオーガー) (穿孔機エアーオーガー体験)


(空気供給設備) (空気供給設備の説明)


(石炭運搬線路) (石炭運搬線路)


(石炭運搬線路) (坑内緊急避難所)


(坑内緊急避難所) (坑内緊急避難所)


(発破スイッチ模擬操作) (水平坑道内トロッコ人車停留所)


(トロッコ) (炭坑出口)


(坑外トロッコ人車停留所) (ツアー解散)
池島ボッチマラニック
ツアーは終わりましたが、せっかく池島に来たので、走って島をめぐりながらボッチマラニックをしました。池島は小さな島なので、島の周囲は約4kmしかなく、島を全部めぐっても1時間もあれば周れます。人が住んでいる地域から、行きは海沿いの道を進んでいきます。島のショッピングセンターは看板だけでやってません。港の近くは人が住んでいるのですが、ちょっと奥に行くと廃墟になった団地が並んでます。炭鉱の施設も朽ちており、閉山してまだ25年ほどですが、時代の流れを感じます。島の一番奥の第2立坑まで行きましたが、立入禁止になっていては入れません。ここで折り返して港に向かって戻って行きます。


(池島マップ) (ようこそ池島へ)


(ショッピングセンター) (海沿いを進む)


(石炭船積み機トリンマー) (龍神の祠)


(ベルトコンベア跡) (貯炭場)


(炭鉱住宅跡) (炭鉱住宅跡)


(炭鉱住宅跡) (炭鉱住宅跡)


(第2立坑) (第2立坑)
帰りは島の真ん中の道を進みます。途中、池島神社に立ち寄ります。さらに奥に進むと、島で一番高い四方岳(標高114m)があり、急な坂を上って行き、頂上から島を一望します。下ってきて、道を進むと池島小中学校があります。現在は2名が通学しているとのことです。学校の前には島でひとつの信号がありますが、黄色の点滅で押しボタンは壊れてました。池島中央会館は島唯一の宿泊施設で、工事作業の人やフェリーが欠航になって帰れなくなった人が泊まるようです。この辺りは、かつての繁華街で賑やかだったようですが、今は廃墟になってます。ただ、池島簡易郵便局はちゃんと営業してました。しばらく走ると旧池島炭鉱所があり、第1立坑が見えます。その先には旧発電・造水施設があります。かつてはここで、島民が生活に必要な電機と飲み水を作っていたそうです。港に近づき、人が住んでいる地域に戻ってきました。島民のおじさんがいたので、声をかけて島のことをいろいろと教えてもらいました。少し走って、港の近くの集落まで戻ってきて、ここでゴール。約6km、1時間のマラニックでした。


(島内バス) (8階建て旧炭鉱住宅)


(8階建て旧炭鉱住宅) (池島神社)


(池島神社) (四方岳への上り坂)


(四方岳山頂) (島を一望)


(池島小中学校) (池島小中学校)


(信号機) (池島中央会館)


(かつての繁華街) (池島簡易郵便局)


(旧池島炭鉱所) (第1立坑)


(ヤギがいます) (旧発電・造水施設)


(島のおじさん) (人が住んでいる地域)
ゴールして銭湯に向かいます。炭鉱時代のなごりで、約80人しか住んでいないのに銭湯があります。しかも100円で入れます。島のおじさんと話をしながらゆっくり入浴しました。銭湯から港までは徒歩で3分くらいで着きます。切符を買って、フェリーを待ちます。帰りのフェリーは仕事帰りの人や工事のトラックなどが乗っています。17時に池島を離岸。約30分で瀬戸港フェリーターミナルに着岸。無事に帰ってこれました。


(池島港浴場) (広くてきれいです)


(池島港) (切符売り場)


(昔ながらの硬券の切符) (フェリーに乗船)


(トラックも乗船) (瀬戸港フェリーターミナル)


(瀬戸港フェリーターミナルに着岸) (無事に上陸)
九州最後の炭鉱の島・池島でしたが、かつての炭鉱の後を見学して、島をめぐって、こんな島があるんだぁという思いです。炭坑が閉山して25年くらい経っていて、島自体が朽ちて行っている姿を目の当たりにしました。島のおじさんは「あと10年も経てば誰もいなくになるよ」と言ってましたが、「第二の軍艦島」とも言われていて、無人島になる日は、そう遠くないと感じました。

