南房総を歩く42kmの挑戦「第1回チバルルマラニック」に参加しました。
2023年5月27日に開催された「第1回チバルルマラニック」の完踏記です。
5月27日(土)「チバルルマラニック~南房総を歩く42kmの挑戦~」に参加しました。どんな大会かというと、大会案内には「知らない道を歩き続ければ、どこに行くのか?危ぶむなかれ。上総興津から千倉まで海岸付近の道を通り、フルマラソン以上の距離を歩くことに挑戦をしてみませんか?この世はカオスだ!!と思っているサポートスタッフや応援団が、ちょっと不思議なマラニックの旅を案内します。1人では大変なことも、未知なる不安や恐怖も受け入れ、参加者やガイドと共に、喜怒哀楽を味わい、約42kmの道のりを歩きます。」と書いてあり、ようするに42kmの距離を自分の脚で進むというチャレンジ的な大会です。勘違いしないでくださいね。フルマラソンを完走することにチャレンジするのではなく、42km自分の脚で進むことにチャレンジするということです。
当日、集合場所の上総興津駅に集まったチャレンジャーは同行スタッフ含め18人。私は全員初対面。スタッフ4人と私以外は全員女子という女子率の高さ。そのうえスタッフもチャレンジャーだということで、果たしてどうなることかとワクワクしているのは私だけで、みんな緊張気味な感じです。コースは上総興津から海沿いに進み千倉までのワンウェイの42km。荷物を預けて、海岸に移動して、自己紹介をして、体操をして10:00ちょっと前にスタート。お天気は晴れでいい風が吹いていて絶好のマラニック日和。当然ですが走りだす人はおらず歩いて進みます。制限時間はないので体力温存のため15分/kmペースです。目標は、みんなは「42km自分の脚でゴール」ですが、私はそうはいかないので「全員そろって無事ゴール」という目標にしました。自分の目標達成のためには全員にゴールしてもらわないといけませんので、声をかけながら一緒に進んで行きます。エイドは5か所、手作りのものが並ぶ贅沢なエイドです。それ以外は街の商店などに寄って補給します。10kmの最初のエイドでお昼を過ぎているので早くもお昼ご飯です。海沿いの公園で手作りの本格インドカレーをいただきます。相当ウマイです。しかし、まだ10kmです。ん~このペースだと何時間かかるだろうか?と、ちょっと心配になります。普段は関門や制限時間があるので時間を見ながら進みますが、今回は制限時間がありません。目標は「全員そろって無事ゴール」なので、この先は時間を気にするのを止めることにしました。お寺に寄ったり、お店でアイスを食べたりしながら進んで行きます。途中、鴨川シーワールドや仁右衛門島が見えると、以前、房総半島をぐるりと回ったことを思い出します。18kmの2つ目のエイドでは手作りデザートが振舞われました。距離はまだ半分も行っていませんが疲労している人も多いので休憩時間はしっかりと取ります。そして、またみんな一緒に進んで行きます。遅れてしまう人がいるので全体的にペースが上がりません。25kmの3つ目のエイドでも手作りのおやつが振舞われます。この辺りまで来ると、エイドではみんな座り込み休憩を取ります。自分で脚を揉んだり、ストレッチをしたりしています。みんなだいぶキツイようで口が数も減っています。31kmの4つ目のエイドに着くころには日もだんだん落ちてきました。みんな、かなり疲労しているようで座り込んで休んでいます。人は自分がキツイ状態になるとワガママになったり弱音を吐いたりします。しかし、今日のメンバーはワガママになることはなく、弱音を吐く人もいません。誰一人リタイヤする気はなく、選択肢はゴールしかないという気迫が感じられます。全員が同じ思いで前を向いてゴールを目指しているので、チームの士気も自然と上がります。いいチームです。そして、本気でチャレンジをしているみんなを見ながら感動している自分がいます。みんな脚や体は限界に近い状態なのは分かるので「全員そろって無事ゴール」の達成に向けて私も本気でサポートします。しっかり休んで英気を養い、再び進み始めます。しばらくすると日も落ちて暗くなり気温も下がってきたので、ライトを点けて上着を着ます。37kmの最後のエイドに着くころには、すでに10時間を越しています。私の経験でもフルの距離で10時間を越したことは過去2回しかありません。ただ、今日の目標はタイムではなく「全員そろって無事にゴール」ただ一つです。温かい飲み物をいただき、しっかり休養をして、みんなそろってゴールに向かって歩き始めます。ゴールが近づいているせいか、最後の力を振り絞っているのか、みんなの歩くペースが上がってきます。真っ暗な道を進んでいくと遠くにゴールの千倉海岸の明かりが見えてきます。その明かりを目指して進み、千倉海岸の休憩所に到着し、全員そろって無事に感動のゴルゴルゴール!時間はすでに21時半、タイムは11時間33分24秒。ん~みんな本当によく歩いた。みんな、おめでとう~。全員そろってのゴールに私は感動しました。みんな、ありがと~。

