愛媛県津島町で開催された「第2回いいもんなんよ!ウルトラ行脚」に参加してきました。
5月25日(土)「第2回いいもんなんよ!ウルトラ行脚」に参加しました。どんな大会かというと、大会案内には「愛媛の南(南予)をもっと知ってもらおうと南予にある12の企業組合からなる協議会が絶景と美食のコラボイベントを行うことで南予のファンを増やし、地域を盛り上げようと実施するものです。全国で初めて結成された地元企業組合協議会主催によるイベントの地産地消を目指した主催も運営の地元という新しい形のランニングイベントです。」とあり、南予の山と海を満喫し、地元の美味しいものを食べながらゴールをめざす、50kmのランニングイベントです。
津島町の若松川河川敷をスタートして、愛南町の須ノ川公園をゴールする50kmのコースで、今回の参加者は約200人。河川敷に集合して、セルフで各自受付をして、開会式をして、全員でクラッカーを鳴らして、8時にスタートしました。が、画期的なタイム計測システムのため時間がかかってしまい、私は8時17分にスタートしました。
(セルフ受付) (開会式) (画期的なタイム計測システム)
制限時間は19時で11時間あり、全部歩いていても間に合うので、私は最初から歩きです。他にも歩いている選手がいたので話をしながら一緒に歩いて進みます。スタートして、まずは若松の町並みをとおり。その後、若松川に沿って進みます。5kmくらいまでは平坦な道なので、みんな走っていきますが歩いて進みます。朝から日差しが強くて暑いで、早く山に入りたいと思いました。しばらく進むと徐々に上りになってきます。第1エイド(約9km)では、アイスクリームが振舞われ、暑かったのでとても美味しかったです。
(スタート) (若松の町並み) (平坦な道)
その先はだんだん山に入っていきます。木陰が増えて、すぐ脇に川が流れているので涼しく感じます。県道なのですが車はほとんど通りません。途中で県道を外れて集落に入ると第2エイド(約20km)がありました。このエイドでは、甘酒、ポンジュース、そしてジビエカレーが振舞われました。時間がるので腰を下ろしてゆっくりいただきました。
(川が流れてます) (集落に入る道案内) (集落の百貨店)
(第1エイド) (第1エイド) (ジビエカレーとポンジュース)
その先はさらに山奥に進んで行きます。途中、篠山トンネルを通過するのですが、出口がカーブしているため光が入らず真っ暗です。なので入口で懐中電灯を持っていきます。その懐中の明かりだけを頼りに約1.2km進みます。本当に真っ暗です。トンネルを出ると第3エイド(約26km)がありました。ここでは真鯛のスープ、生姜焼きバーガーが振舞われました。ここでも腰を下ろしてゆっくりいただきました。このエイドのすぐ後ろには滝が流れているのですが、水量が少なくて残念でした。
(だんだん山奥へ) (ここを曲がると急坂の始まり) (水をひいてます)
(篠山トンネル) (ハンドライト必須) (第3エイド)
(真鯛スープと生姜焼きバーガー)(滝は不足) (登山道の入口)
ここで半分ですが、体力も時間も余ってます。周りのランナーは疲れてきており、ペースが合わないので一人で進みます。山の上なので広大な景色が広がっています。標高が高くなったせいか、涼しい風が吹いており気分良く歩いていき、第4エイド(約34km)に到着しました。ここではお赤飯のオニギリ、なっそ饅頭、河内晩柑ジュースをいただきます。スポンサーのスマイルインバナナが移動販売をしてくれていましたが、遅くて売り切れてしまってました。残念。
(景色がいい) (山の上にいます) (見たことない標識)
(第4エイド) (河内晩柑ジュース、オニギリ、なっそ饅頭) (売切れでした)
この先も景色を見ながら、一人のんびり進んで行きます。風力発電の風車がたくさんあって、それを見ながら進んでいると、これから建設する風車の羽根が置いてありました。すごく大きくてビックリしました。あんなものをどうやって組み立てるの?すごいです。しばらく進むと第5エイド(約41km)に到着しました。ここでは御新香(キュウリ、ゴボウ、カキ)が振舞われました。塩気が効いていてとても美味しかったです。このエイドからは遠くに海が見えました。
(風力発電の風車) (建設前の羽根) (津島町へ)
(第5エイドで御新香) (海が見えます) (遍路道)
この先はゴールまで山を下って行くようになります。下りですが時間があるので走らず歩きです。下りなので走ってくるランナーが多く、歩いている私は後ろからくるランナーに抜かれます。進むにつれて標高が下がってきて海が近づいてきます。海沿いをとおる国道も見えてきて、海沿いのキャンプ場の横を通るとゴールの須ノ川公園はすぐです。ゴールではスタッフが待っていてくれて、迎えられながら感動のゴルゴルゴール!スタート時に渡した画期的なタイム計測システムに手書きで時間を記入して無事完走となりました。タイムは9時間36分と、11時間には時間がだいぶ余ってしまいました。
(海が近くなってきました) (海に向かって下る) (画期的なタイム計測システム)
ゴール後は歩いて2分のところにあるお風呂「ゆらり内海」に行って汗を流します。先にゴールしたランナーはすでに汗を流して、スタート地点までの送迎バスを待ってました。送迎に時間がかかっているようなので、ゆっくりとお風呂に入りました。汗を流して、最終の送迎バスでスタート地点に戻ると、すでに懇親会が始まっており大騒ぎになってました。私も遅ればせながら美味しいお酒と美味しい料理をいただきました。
(ゆらり内海) (懇親会) (飲み放題)
南予の山の景色、海の景色を眺めながら、エイドで地元の食材をいただき、制限時間は長く、のんびりしてても大丈夫、その上、お風呂と懇親会まであるという、とても優しく楽しい大会でした。