2013/08/13 迫田法子フル1000回達成記念スペシャル大会

大会レポート

ついにこの日が来た。迫田さんのフルマラソン1000回目「迫田法子フル1000回達成記念スペシャル大会」を共走しました。

2013年8月13日に開催された「迫田法子フル1000回達成記念スペシャル大会」の完走記です。

2013年8月11日、ついにこの日が来た。迫田さんのフルマラソン1000回目の日である。1000回目を記念して「迫田法子フル1000回達成記念スペシャル大会」が開催された。

走るのは「平塚江の島フルニック」のコースということで、私にすれば何度も走っていて、走り慣れているコースであり、いつもどおり軽い気分+ちょっとしたお祝い気分でスタート地点である平塚総合公園に向かった。総合公園に到着をすると、ちょうどアーリースタートのランナーたちがスタートをするところだった。みんなを見送ってから、いつもどおり走る準備をした。その後、事務局長の吉野さんに呼ばれ「迫田さんといっしょに走って欲しい」と頼まれた。誰かと一緒に走ることはお安い御用だが、1000回記念の伴走の任務は、いつもに比べてちょっと重い。とはいえ、このコース、今日のコンディションなどを考えれば私が適任だろうと自分で納得し、また、1000回目に共走できるうれしさもあり、快く引き受けた。いつもの伴走は初心者に付いてあげて、いろいろアドバイスをしながらゴールまで導くのが役割だが、1000回目の迫田さんには、そんなものは当然ながら必要ない。今回の私の役割はコース案内とマスコミの対応である。スタート前にマスコミの人と打合せをした。「湘南大橋はカメラが待っているので右側を走ってきてください」「行きは海岸のサイクリングコースを走ってください」等、いくつかのご注文をいただいた。また、小型ビデオカメラを持って一緒に走るスタッフの松崎さんとも打合せをした。その後、参加者全員で記念撮影をして、午前8時に1000回目の完走に向けてのスタートをした。

この日は、各地で観測史上最高気温を記録するほどの猛暑で、平塚もすごく暑かった。本当に暑かった。「これはきついフルニックになるぞ~」と思いながらも順調に走り始めた。暑いせいかみんなペースを抑えていて、しばらくは集団で進んでいくが、大磯に着くころにはバラけてきた。国道134号の海沿いに道に出ると日差しがさらに強く暑い。まだ9時前である。どこまで暑くなるのだろうと先行きに不安を感じるほどである。カメラマン松崎さんは早くもきつそうだ。7kmを過ぎたあたりで迫田さんが歩き始める。松崎さんが「歩くんですか?」と不思議そうに尋ねる。今日は1000回の記念であり、遅かろうがなんだろうが必ずゴールをしなければならない。999回走ってきた迫田さんが、今日の暑さ、残りの距離などを考えて歩いているのだから間違いない作戦であろうと私は勝手に解釈して、ペースを併せていっしょに歩いて進んだ。10km手前で湘南大橋に差し掛かる。打ち合わせどおり、ここで海側の歩道に渡り、橋を渡る。橋の真ん中あたりで予定どおりテレビスタッフが待ち構えている。いい絵が撮れるよう、ちょっとだけ走ってみたりする。11km位から海岸のサイクリングロードを行く。クラクラするくらい日差しが強いが、風が吹いていて救われる。サザンビーチの自販機で給水をする。この先、しばらく給水ができないので、ここでの給水は必須である。松崎さんは撮影をしていて給水をし損ねている。このまま進めば脱水になるのは時間の問題。すかさず私の飲んでいたジュースを渡し、給水をさせる。のどかな海を眺めながら進んで行くと、遠くの江の島がだんだん大きくなってくる。18km過ぎから再び国道に出る。歩道橋の上でテレビスタッフがカメラを構えている。その下に仲間がエイドをやってくれていた。コーラを頂き、氷で頭を冷やした。本当にありがたい。折り返し地点を目指して進んで行くと、先に折り返して戻ってくるランナーとすれ違う。みんな、迫田さんにエールを送りながらすれ違っていく。仲間というのはいいものだ。江の島にかかる橋を渡り、折り返し地点の婦人会館に到着。予定よりも1時間以上遅れていたが、今日の暑さを考えると仕方ないことである。一休みしながら自販機で給水をした。そしてゴールを目指して再び進み始め、来た道を戻っていく。気温が高く、非常に厳しいコンディションの中を進んでいるが、私はまだ余裕がある。「迫田さん、大丈夫?」と聞きたいところだが、1000回目のランナーを390回目のランナーが心配するのもおかしな話であり、迫田さんも見る限り何も問題がなさそうだったので、そのまま進む。江の島の人込みを抜けて国道に出ると、迫田さんのペースが上がってくる。歩いているのだが、往路のペースとは明らかに違い、私にすればいいペースである。その反面、カメラマンの松崎さんは相当きつそうなので声をかけて励ます。言い方は悪いが、完全なお荷物状態である。復路は海岸のサイクリングロードではなく、日影が多い国道を進む。24kmから30km位までは、コンビニも自販機も無く、ガマンの道が続く。迫田「コンビニはまだ?」私「あと2kmくらい」なんて会話をしながらペースを維持して修行僧のように黙々と進み続ける。ゆるい上り坂の先にコンビニが見えてくる。待ちに待ったコンビニに寄り、アイスを食べて体を冷やす。こんな時は当然「ガリガリ君」である。私は1本、迫田さんは2本食す。カメラマン松崎さんはここが限界のようで、他のスタッフと車で先回りするとのこと。気が付けば仲間のランナーが数人が着いてきている。みなさん、暑さの中、なんとか迫田さんのペースに合わせて追いかけてきているようである。もっと休んでいたいところだが、止まっていては終わらないので、アイスを食べ終えて、再び進み始める。ここまでは撮影があったので、迫田さん、カメラマン松崎さん、私という列で進んできたが、カメラマンがいなくなり、迫田さんと二人並んで、話をしながら進んでいくようになる。言い方は悪いが、お荷物が居なくなった感じである。このペースだとゴールタイムは7時間30分くらいである。スタート前に吉野さんから6時間から6時間半くらいでと言われていたが、無理である。祝賀会の予定があるのは分かっているが、今日の暑さで、そのタイムを目指して走れば完走できる保証はない。完走するためには歩く。迫田さんが考えた最善の策であり、私も同じ考えである。それでも迫田さんは時間を気にするので「迫田さんがゴールしなきゃ祝賀会は始まらないから大丈夫だよ」なんて冗談を言いながら進む。残り5km、ゴールも近づいてきたので、大磯のコンビニはパスして先を急ぐ。その先の公園の水道で頭から水を浴びて体を冷やす。しばらく進むと、ちょっと回復したカメラマン松崎さんが再び合流して撮影をする。国道1号に入り、花水川を渡り、平塚市内に戻ってくると、再び迫田さんのペースが上がってくる。後ろから着いてきていたランナーが遠くなっていくが、ゴールも近いし何とかなるだろうと思い、置いてドンドン進む。郵便局の交差点に、先にゴールした原沢さんが迎えにきてくれていた。きっと、先にゴールしたランナーは、まだかまだかと首を長くして待っていることだろう。遅くなってしまったことをちょっと反省し、ゴールに向かって先を急ぐ。総合公園に入るとみんながゴール地点で待っている。そして、仲間の大歓声を受けながら、迫田さんは1000回目のゴールをした。タイムは7時間34分38秒と予定よりも大幅に遅くなってしまったが、灼熱で過酷なコンディションのなか、無事にゴールできて、私の任務が完了したのであった。

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